大宮エリーさんは作家の他にも映画監督やCMプランナーなど幅広く活躍されている方です。エッセイでは、他の人にはまねできない大胆な行動力による数々の伝説が記されています。
今回は大宮エリーさんの魅力あふれる人柄がにじみ出ている、おすすめのエッセイ3冊をご紹介します。
1.読むと前向きになれる!大宮エリーおすすめエッセイ3選
・『生きるコント』
エリーさんはなんと東大のご出身なのですが、一回目の受験に続き二回目の受験もハプニングに見舞われてしまいます。
普通の人ならあきらめてしまいそうなところを、受かりたいという信念の行動で合格を果たしています。失敗しても挽回できる!という勇気をもらえる「東大受験」がおすすめです。
・『なんとか生きてますッ』
異国の地アイスランドでタクシー運転手のおじいさんと観光した体験を書いた「アイスランドのタクシー」がかなりおすすめです。これだけでもなかなか珍しい体験なのですが、おじいさんとの一日タクシー旅の終わりにこれまた驚きの出来事があります。
エリーさんの人柄の良さは国境を越えて魅力として映るようです。
おじいさんの話の訳し方もテンポが良く、エリーさんとおじいさんの会話風景が浮かんできます。
「紐を引っ張りたい衝動」では、衝動を抑えきれずにいられないエリーさんがまさかのタイミングで実行に移してしまった話が書かれています。唖然とする周りの人とエリーさんのやり取りが絶妙です。最後にはほんわかした雰囲気になってしまいます。
自分のやりたいことはやるという迷いのない潔い生き方がなんとも魅力的です。
・『なんでこうなるのッ?!』
広告代理店時代のエリーさんのお話「ピンチはピンチ」
クライアントさんへのプレゼンを前にエリーさんはうっかりしてしまい、大ピンチを迎えます。
普通の人ならばそこで諦めて謝ってしまうところですが、そこはエリーさんなので、ただ謝って機会を逃すなんてことにはなりません。冷静に打開策をすごい速さで考え、プレゼンをなんなく実行します。むしろクライアントさんには高い評価をもらえてしまうアドリブ力です。
まとめ
エリーさんのエッセイは前へ進むエネルギーがもらえる本です。行動力に笑いをもらいつつ、自分もエリーさんのように行動してみようかなと思えてきます。
疲れていて元気がないときや、少し停滞しているときには、エリーさんのエッセイを読んで元気をもらってみてはいかがでしょうか。