料理本をジャケ買いしてしまいました。
糸井重里氏率いる「ほぼ日刊糸井新聞」からでているので、間違いはないだろうと判断し購入に至りました。
『LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。』見どころ
ストーリー性のある料理
料理のタイトルが、例えば唐揚げだと「ごほうびからあげ」、ホットケーキだと「おかあさんのホットケーキ」など料理の背景の物語をにじませています。
そしてところどころに料理にまつわるエッセイがちりばめられていて、書き手も糸井氏をはじめ谷川俊太郎さんなど大御所をそろえています。
普通のレシピ本だと、めぼしいレシピをざっとみることがほとんどなのですが、この本は隅々までじっくり読んで楽しむタイプの本です。
作り方の説明がていねい
また、料理がまだ料理が初心者レベルの私にとって嬉しかったのが、作り方が工程ごとに写真付きで乗っていて、説明も丁寧なところです。
著者は飯島さんという有名なフードスタイリストの方なのですが、細かく説明するため「、(点)」を良く使用されていてこころなしか糸井重里風になっているのが面白いです。
写真がきれい
飯島さんのコーディネートにより料理の写真一つ一つが美味しそうであり、ほかほかと湯気が出ている温かさや、ふんわりとした醤油の匂いが想像できます。
特に唐揚げの写真がお見事で、この写真を見てからというもの唐揚げが食べたくて仕方ありません。
料理作らなきゃ、でなく料理を作りたいと思えるのです。
まとめ
よくある料理本のように実用性に特化している訳ではないのですが、家族のために、自分のために、おいしい料理を作りたいなと思える本です。
4~5人分の分量のレシピが多いので、大人二名の我が家だとレシピの分量を多少変更する必要がありますが、試しに「ともだちが来る日のオムライス。」から作ってみたいです。
台所が狭く、キッチン改造中のため揚げ物がなかなかできない日々ですが、いつかは「ごほうびから揚げ」に挑戦したいと思います。
LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。3巻まであるみたいです。続編も気になります。